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| 『農林水産大臣政務官の就任に当たって』 |
皆さん、こんにちは。このたび第三次小泉改造内閣において農林水産大臣政務官を拝命しました。
私は、幼い頃から豊かな自然の中で、農作業や林業に携わってきました。また、衆議院議員に当選してからも、農林水産委員会に所属し活動するなど、農林水産行政に深くかかわってきました。
私は、「地域の繁栄なくして、国の繁栄なし」と考えております。とりわけ、農林水産業は地方経済の要であり、日本の景気を良くしていくには、農林水産業の発展が欠かせません。徹底した現場主義で地域の「生の声」と「本音の声」を聞いて、農林水産行政に全力で取り組んでまいります。
現在、私たちは、かつてないほど多様で豊かな食生活を送っております。その一方で、近年、食の安全・消費者の信頼を揺るがすような問題が起きました。食料は、私たちの生活に一日たりとも欠かすことのできないものであり、食の安全の確保は極めて重要な課題です。皆さんの健康保護を第一に、科学的データに基づき、農場から食卓まで食の安全の確保に全力で取り組んでまいります。
また、私たちは、ともすれば毎日の「食」の大切さを忘れがちです。今、我が国では、栄養の偏りや食習慣の乱れから、肥満や生活習慣病が増大しています。子どもたちが健やかに成長する上でも、高齢者が生き生きと生活をしていく上でも、健全な食生活を心掛けることが重要です。このため、皆さんが生涯に渡って心身ともに健康で、豊かな生活を過ごせるよう、「食育」を国民運動として強力に進めていきたいと考えております。
森林・林業政策も非常に重要です。現在、林業をめぐる状況は大変厳しく、間伐の遅れなどから、山が荒れてきております。このため、林業の経営基盤を強化し、緑の雇用などによる担い手の育成を図ってまいります。そして、多様で健全な森林の整備・保全や木材利用の拡大を進め、森林の有する、地球温暖化防止に不可欠な二酸化炭素の吸収や、災害の防止などの多様な機能を十分に発揮できるように取り組んでまいります。
水産政策については、目下、燃油高騰下でも、持続可能な漁業経営を確立することが最重要課題です。このため、青色発光ダイオードを活用した集魚灯など画期的新技術の導入による省エネ型漁業への転換を図ってまいります。また、漁業経営に深刻な影響を与えている大型クラゲの大量来遊に対応して、駆除方法の開発・普及を進めていきます。我が国の豊かな食生活・食文化に欠かせない水産物を国民に安定供給し、また、美しく豊かな海を次世代に継承するため、水産資源の適切な保全・管理を行い、「つくり育てる漁業」を進めてまいります。
農林水産大臣政務官として、農林水産業の発展を通して、地方経済を活性化させるなど、皆さんが安心して暮らせる社会をつくるため、信頼と責任に基づく「行動」で日本の改革にまい進してまいりますので、今後ともよろしくお願いします。 |
| 農林水産大臣政務官 金子 恭之 |
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