「水俣病犠牲者慰霊式」が、水俣市エコパーク内・親水緑地「水俣病慰霊の碑」前で開催されました。
私は、初当選以来毎年出席をしており、今年で10回目の出席となりました。
昨年7月、自公政権当時、民主党との修正協議の結果、「水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法」が成立しました。
この特別措置法を基に今年3月には、熊本地裁において不知火患者会との和解合意が成立すると共に、この特別措置法による救済を求めてきた各団体との協議においても救済策を受諾していただき、いよいよ本日から未認定患者の救済措置方針に基づく給付申請受付が始まりました。
水俣病の公式確認から今年で54年となりましたが、水俣病の全面解決に向けて大きく動き始めたという意味で今年の「水俣病犠牲者慰霊式」は意義深い慰霊祭となりました。
ところで今年、鳩山首相が歴代首相で初めて慰霊式に出席いただき、「祈りの言葉」で謝罪をし、決意を述べられました。
地元・水俣市をはじめ関係市町村の患者や遺族、市民の方々は大変よろこばれたと思います。
しかしながら、私も慰霊式に出席される事をありがたいと思っていましたが、本日の慰霊式終了後の鳩山首相の行動(カメラの放列、そして多くの出席者が見守る中、わざわざ 患者、遺族の方々の輪の中に入っていき声をかけられた)を見て、怒りが込み上げてきました。
歴代首相で初めて水俣を訪問されるのであれば、当然、今日一日は水俣病関係日程のみにし、水俣病関係施設を視察したり、患者、遺族をはじめ関係者の皆さんと十分な時間をとって対話をする場を設けるべきであります。
慰霊式以上に重要な日程が熊本であったのでしょうか?
聞くところによると、熊本市内で連合熊本のメーデーに出席した後で水俣入りをし、慰霊式終了後、民主党県連の要請で八代市の農業視察に直行する日程との事。
結局、「参議院選挙対策を優先したために、時間がとれず、衆目の中で患者、遺族の方々にパフォーマンスをされた」と考えざるを得ません。
鳩山首相並びに民主党に対して猛省を求め、水俣病問題に対しては、今後もこの特別措置法を成立させた経緯も踏まえ与野党で協力して進めていく事を強く要望します。